目次:
- ネット銀行があらゆる媒体を介した資金のプール場所になりそうですね。
- ネット銀行は「すくみ」の価値の中心になるのでは。
- 金融資産を管理する圧倒的なセキュリティを持ちつつ、FXなどで結局貸出=レバレッジがかかるような機能もある、銀行グループが勝つのかもしれません。
ネット銀行があらゆる媒体を介した資金のプール場所になりそうですね。
アマゾンや楽天を触っていると、店舗に行かなくとも商品が届くので、B1 to B2 to Cではなく、 B1toCとか、CtoCの業態が次々と出てきそうです。金融商品も同じく、今はネットでFX会社を開いて、郵便が届き、証明を出し、ネット上で入金し、ネット上で自動売買を動かし、ネット上でお金をAmazonや楽天に入れ、カードで決済し、カードのお金が自動的に銀行から引き落とされ、ネット上で決済が確認できる日々です。いろいろな価値を介する際に、ネット上ですべてできてしまう日々です。まあ実店舗も好きなのでかなり行きますが。
ネット銀行は「すくみ」の価値の中心になるのでは。
いつも4すくみや5すくみをかけていて思うのが、特に労働を介さなくとも、利益は出ますし、その利益は様々な価値の差異から抽出されます。この価値を抽出する装置は各社FX会社が持っていますが、このFX会社から実社会へのキャッシュ送金を行うとすると、銀行が必要になります。
4すくみや5すくみとは、こちらの記事をご参照ください。
5すくみ カテゴリーの記事一覧 - SSSの世界観 FX、株、不動産、消費の仕方
たぶんFX会社間で銀行取引をする時代が次にくるような気がしますが、現在銀行業態を通すことで、より安定化しているのも事実です。仮想通貨など、送金も各仮想通貨ごと行われると、セキュリティが甘すぎて、全く機能できていません。
やはり銀行のような業態は必要だと思いますし、その銀行業態を持ちつつ、FX会社も証券会社も持っているGMOグループは素晴らしい先見性を持っていると思います。
ここからどうなっていきますかね。
金融市場も全くもって今とは変化していくと思います。
金融資産を管理する圧倒的なセキュリティを持ちつつ、FXなどで結局貸出=レバレッジがかかるような機能もある、銀行グループが勝つのかもしれません。
このあとはFXや株だけにとらわれない方法での貸出が増えてくる=事業を評価した貸出が増えてくると、また次の段階に入るのではと思います。
事業への貸し出しには、信用の評価など様々な観点がいりますが、投資で勝てている人が事業を含む投資で負けるのは考えにくい印象を持っています。良くも悪くもお金を肌で感じている方々が、銀行からお金を借りた際に、負けるかというとうまく負けをコントロールするのではと思います。
投資の成績が信用となり、事情への投資も銀行からネット上で決済される時代が来るかと思います。AIを実装し、個人信用評価が極めて正確に出来てくると、すべてがネット上で完了する時代になるのでしょう。その時に銀行業態は圧倒的な信頼性を持つ、価値のすくみのターミナルになると面白いと思っています。
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