目次:
- ループイフダンの種類を考察しました。
- 次にループイフダンの値幅を考察しました。
- ドル円でここ1年間で儲かっているS系で同じ条件でリスクリターン比を計算してみました。値幅が大きいほうが、リスクリターン比がいいですね。
- これ以上の大きさとこれ以下の大きさの場合に、面白い見たことがない状況が出来そうです。
ループイフダンの種類を考察しました。
まずアイネット証券とひまわり証券
で取り扱っているループイフダンの種類です。
ループイフダンB100 (USD/JPY)だと、B buyから入って、ドルを円で買う
100銭毎買って、売るというシステムです。
これを様々な値幅で取り扱っています。
結局、ループイフダンアイネット証券が作ったものですので、ひまわり証券
はその一部を持っているということになります。アイネット証券
はどちらも極狭ループイフダンも、広めのループイフダンも持っているので、ひまわり証券
はアイネット証券の取引所ヘッジが一部出来る状態ですね。
災害等の際に片方の取引所がダウンした場合にも、ほかの取引所で取引可能ですので、
無事に取引が継続する価値があります。複数サプライヤーをあてがっていくのは大変重要なことです。
次にループイフダンの値幅を考察しました。
こちらがその値幅となり、値幅を今の価格で割り返しました。
さてここから。
結局、約定頻度がわからなければ最適値幅は計算できませんし、約定頻度は価格の変化で変化しますし、変化量も変化します。
数年のデータから計算する必要がありますが、それも今後の動きを完全には表すものにはならず、期待値が出ることになります。
が、現在では、1%程度が適度かなと思います。つまりB100以上の値幅かと。
理由は大体ドル円で、一日に1円程度動いていますので。
それで1000円儲かってしまいます。
現在だと、あまりに小さい値幅だとリスク=証拠金の量と含み損の量が、リターンpips数×頻度にかなわない気がします。計算してみます。
ドル円でここ1年間で儲かっているS系で同じ条件でリスクリターン比を計算してみました。値幅が大きいほうが、リスクリターン比がいいですね。
1年のレンジ内で、各値幅で最も儲かっているポジション数のものを選択し、比較しました。
最後に証拠金のリスク量を同ポジション数となるように、つまりS100とS50ならS50はリスクが2倍なので、年利を2で割り返して、リスクリターン比を出しました。
結果はこちら、
やはりリスクで割り返すと、大きい値幅100が強くなりますね。
まあ結局チャートが、ある一定の幅にいたら、リスクが低くても、儲かっているのは、小さい値幅であることは間違いないのですが。
もし逆にいったら怖いので、リスク比も出しました。 その際は、100がもっともリスクリターン比が良い結果となりました。
これ以上の大きさとこれ以下の大きさの場合に、面白い見たことがない状況が出来そうです。
約定の幅が1pips、0.1pips、0.01pipsの場合に、起こること
約定の幅が100pips、1000pips、10000pipsの場合に、起こること
また
約定頻度、つまり
約定が起きる動く幅が、1秒、0.1秒、0.01秒、0.001秒と変化していく
約定が起きる動く幅が、1時間、1日、週、月、年足と変化していく
この2方向の約定幅を考えていくことで、為替に対する考察が深まると思います。
X軸と、Y軸を分解して蓄積する。
微分積分のイメージでX軸Y軸の考察をかけていきたいと思います。
ここからはしっかりとしたデータサイエンスですね。
統計学の手法も駆使する必要があります。
たぶんすでに、アイネット証券はその値幅を計算しているはずです。
それで各通貨の最適な利益になるように、システムを組んでいます。
ここは専門家が定めた値幅に任せるのも手だと思いますね。つまりループイフダンを通貨ペア毎に最も大きい幅の100や120、150などを選ぶということです。
データが溜まり、解析手法が見つかれば、順次このブログでも解析していきます。
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