目次:
- トルコリラの大暴落はいつものことですが、今回の暴落は本当にすごいものでした。
- トルコリラ円(TRY/JPY) 売りヘッジをする意味:証拠金が枯渇するのを防ぐ=時間を稼ぐ
- 入金後は何をするか。なんでも手が打てます。
- 利益を確定したヘッジは最高の利点があります。
- トルコリラさすがに反撃でしょう。
- トルコリラ円スワップ運用にお勧めFX会社はこちら
トルコリラの大暴落はいつものことですが、今回の暴落は本当にすごいものでした。
エルドアン大統領が金利を下げて、リラの価値を上げろという、すごい政策を持ち出すので、投資家たちはもう嫌!となりましたね。さすがにものすごい下げでした。
しかし昨日は動きが凄すぎて。あたまが疲れた。夢にまで出そうな値動きだったな。レバは低いとはいえ、なんとかヘッジは外したいし外したら下がるのが怖いしで、ヘッジ量の見極めに疲弊した一日。自身のヘッジ量も、三角保ち合いして落ち着きました。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月23日
ヘッジはむつかしいですね。
私はかなり上のほうから何度もヘッジしていますので、さすがに慣れができてきましたが、一番嫌なのは、ヘッジした後、今回のように上げが来ることです。
これは買いを多く買っている場合は、結局は儲かるはずなのですが、一度ヘッジをして上に上がってしまうと、ヘッジは損切をしやすいというか、良くも悪くもきってしまいます。
で、そのあとまた落ちるのです。それで往復でやられるパターンが一番嫌ですね。
これをうまく回避するには、
①ヘッジは損切しない量持つ
②ヘッジは利確して終える
をルールに持つといいかもしれません。
トルコリラ円(TRY/JPY) 売りヘッジをする意味:証拠金が枯渇するのを防ぐ=時間を稼ぐ
ヘッジの意味は、未来のお金を当てにして、証拠金が枯渇するのを防ぐことにあると思います。
Twitterでは、籠城戦で耐え抜くイメージで記載しました。
ヘッジは頑強な城壁を築いた籠城戦に似ています。籠城をする理由は援軍を待つためです。援軍が来ない限りは基本は城がないと負けるため、城に籠るのです。城はヘッジに似ており、その中にいる人は身動きが取れなくなります。資金が動かさなくなるのがヘッジだと思います。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月23日
しかしヘッジをする利点は負けはしなくなることにあります。このため負けを覆すためには基本的は外からの援軍を待つことが重要です。外からの援軍つまり入金を待つのです。外からの入金があれば、その戦場に資金投射をすることで、城を取り巻いている敵より有利になります。つまり証拠金が増えます。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月23日
ヘッジはうまく外せられれば最高ですが、そのような精神状態はなかなか難しいのです。突然上がると思えるなにかを待つのはなかなか難しいためです。そとからの入金があればその難易度はさがります。ヘッジを外しても資金力で耐えられるためです。現存戦力を外からの戦力で救うことがヘッジの本質です。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月23日
外から助けてもらう=未来のお金に助けてもらう。これがヘッジをする意味だと思います。
ヘッジ自体は結局、下に下がっていくときに、買いポジションより多くすることはないと思いますので、現存している資金量が減るのは減るのです。
減っているのはしかたがないのですが、急激に減らさないと、心が穏やかになります。
この心が穏やかになっている状態を維持することが、投資においては、大変重要です。投資をコントロール下に置くこと。これが継続性の高い投資では最も重要になるためです。
こころが穏やかになるなら、少しくらいヘッジをして、その分、証拠金が減る幅が減り、平和になったうえで、お金が手に入った後、入金すればいいのです。
入金後は何をするか。なんでも手が打てます。
外部から戦力を確保、つまり給料などで入金したあとは、かなり楽に戦えます。
もしそこから上がると思うならば、ヘッジをした状態で買い増ししてしまえばいいのです。また下がった際には、利益が出ていたらヘッジを外してしまえばいいのです。
ここで先ほどのルール、
①ヘッジは損切しない量持つ
②ヘッジは利確して終える
が有効に効いてきます。
①は入金できる時期と、スワップなどでお金が入ってくる量を確認し、落ちるスピードと相談しながら、まあこの程度なら上がっても満足できるし、下がっても怖くないなという量を決めましょう。
しかし昨日は動きが凄すぎて。あたまが疲れた。夢にまで出そうな値動きだったな。レバは低いとはいえ、なんとかヘッジは外したいし外したら下がるのが怖いしで、ヘッジ量の見極めに疲弊した一日。自身のヘッジ量も、三角保ち合いして落ち着きました。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月23日
これが決まれば、次は、②ヘッジは、利益確定してはずしましょう。
上がったら、ああ、上がったなと思えばいいのです。トルコリラ円の買いのポジションが多くあるのならば、間違いなく儲かります。スワップも多くつきますし、含み損が減り元に戻ってきます。もとに戻るスピードが少し減るだけです。
ヘッジをしたため、少し儲けが減りますが、そうはいっても、トルコリラは買いのスワップが付き続ければ、いつかは勝てるのです。大勝できます。
また、なぜヘッジをしたかというと、下値がもっと落ちると、完全に証拠金が枯渇するためです。ヘッジは必要なのです。上がったからいいものの、下がる可能性はいつでもあります。すぐ来るかもしれません。
そのため、ヘッジは利益を確定して終えることが重要となります。
利益を確定したヘッジは最高の利点があります。
高いところから落ちたのに、途中の落差がなかったことになります。
これは永遠になります。利益確定したのちは、その落差が帳消しになるのです。
このため、何度もヘッジで利益を上げた状態は、単純にループイフダンやトラリピの両建ての決済利益と同じことになります。
これを狙うのがいいと思いますので、ヘッジは量を計算し、利確するに限ります。
トルコリラさすがに反撃でしょう。
トルコリラはそろそろ下げ止まる気がするが、まだ短期的には下に押しそうな。19円台くらいまでは短期的に下げて6月の月足で見ると24円だという感じになるのか。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2018年5月27日
まだわかりませんが、もっと下がるかもしれませんが、さすがに下がりすぎです。ここまで2年強下がり続けました。54円から22円まで下がりました。一度はさすがに反発します。これは今は信じられないと思いますが、さすがに売られすぎです。
エルドアン大統領の退陣など、歴史がかってに上がる素地を作ると思います。
驕る平家は久しからず、ただ春の夜の夢の如し。
テクニカルチャートは全てのファンダメンタルを含有します。そろそろ行き過ぎです。
トルコリラ円は買いながら売る通貨です。
これほど値動きが激しく、いろいろ起きる最高の刺激はありません。
ぜひ触ってみて、投資の神髄を味わってみてください。
トルコリラ円スワップ運用にお勧めFX会社はこちら
スワップポイントが多くつくトルコリラの場合は、買いのスワップポイントが高い会社を数社、売りのスワップポイントが低い会社を数社持つのが吉ですね。付加的な要素ですが、その売り買いの差により裁定=さや=売り買いスワップポイントによる絶対利益までもが取れてしまうためです。
〇買いのスワップポイントが高い会社
①GMOクリック証券
ここのスワップポイントは素晴らしい。とりあえず何も考えずに、買いでスワップポイントをためる運用を始めるなら最も適していると思いますね。トルコリラ円を扱うためには必須のFX会社の一つです。
②ヒロセ通商
ここは昔は最高のスワップポイントを出しており、レバレッジ1倍でも年利14.4%まで行った時期もありました。今は1位から3位くらいのスワップポイントです。さらなる利点としてドルリラとユーロリラを扱えるため、チャートをみるのに大変重宝します。
③マネーパートナーズ
ここも大変高いスワップポイントを提供しています。現在100円ですよ。すごいです。またFXnano口座では100通貨単位からトルコリラ円の取引ができるため、少額の積み立てには大変適したFX会社です。スプレッドも小さく、使いやすい会社です。各社特徴がありますし、各社のスワップポイントは変遷していきます。スワップポイントが上下した場合にFX会社を変えていくヘッジのためにも、トルコリラ円のFX会社は数社持っておくべきです。マネーパートナーズは間違いなくその1つとなりますね。
④FX prime by GMO
ここは最高レベルの大変高いスワップポイントを提供しています。1位か2位にランクしますね。スプレッドも極めて小さく、使いやすい会社です。各社特徴がありますし、各社のスワップポイントは変遷していきます。スワップポイントが上下した場合にFX会社を変えていくヘッジのためにも、トルコリラ円のFX会社は数社持っておくべきです。FX prime by GMOも間違いなくその1つとなります。
〇売りのスワップポイント(支払い分)が低い会社
⑤FXトレードフィナンシャル
こちらは私もよく売りで使っている会社です。ここか、SBI FXトレードが売りで持つにはいいと思います。またMT4というシステムトレードや様々なコアな情報もありますので、開いておくとよいFX会社ですね。売りでヘッジを持つことは、トルコリラ投資では大変重要なことです。是非早めに口座を開いておいて、急落に耐えられる状況を作っておきましょう。
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この情報は個人の主観を含みます。
投資判断は自己責任でお願いします。