ループイフダンが負ける場合を考えておきます。
勝てることばかりでは危ないですので、負けるときの考察もしておきます。
答えから、
想定レンジを大幅に超えたときです。
1つめは、B系つまり買いのシステムで、大きく下がってしまって含み損が証拠金を超えるときです。
例えばループイフダンB100 (USD/JPY) で30万円入金して110円から始めたとします。20円まで耐えられますので、90円までは含み損含めて絶えられます。
一方、85円まで行くと負けます。
このように、まだ利益がたまっていないタイミングで下に落ちると負けるようになります。
2つめは、1つめと同じ様にS系のシステムで上に跳ね上がった場合です。
まあこれは上の逆バージョンですね。
3つめは、B系のシステムで上に跳ね上がったのちに落ちる場合です。
これは少しくせものです。上に上がると買値もどんどん上がって行くのがループイフダンの特徴です。そのため、33万円入金すると約20円まで下落に耐えられますが、
110円から130円まで上がってそのあと110円まで落ちてくると、130-110=20円の落差が出来てしまい、110円に帰ってきても、20円分の下落になってしまいます。
このため、上に大きく上がった場合は、動かしている、B系のシステムを一度止めることもお勧めします。
まあ途中でしっかりと儲かったうえで、止めるのでこの場合は、ほぼ勝っていると思いますが。
4つめは、3つめと同じイメージでS系で下がって、上がった場合です。
これは、3つ目と同じイメージです。
5つめは両建てしていて、上にも下にも暴落、暴騰した場合です。
この場合は、上の4つともおきます。
結論としては、上でも下でも、ご自身がイメージした値動き以上に動いた場合に、問題というか、ケアが必要となります。
ケアの仕方は①入金するか決める、②ループイフダンのポジション数を変更するかどうか決める、③持っているポジションを決済するかどうか決める
この3点に集約されます。
①は入金可能ならば、しておけば安全です。
②は入金ができたら、より広い範囲で仕掛けるかどうかを決めます。
③これが難しい。これまでの積算利益との勝負になります。
私なら大きく下がった場合でも、そもそも大丈夫な様に、30万円-50万円入金して、ループイフダンB100 (USD/JPY) のシステムを1つだけ動かします。
そのため、20円以上の大暴落が起きた時だけ本気で対応策を考えますが、ほとんどその前に値動きが利益になっています。
これまでだと、20円以上が、一瞬できたのは、リーマンショッククラスだけですね。
その時は①システムストップ、②損切り、③ヘッジ売りがいつものパターンです。暴落の多いトルコリラでこのパターンは覚えました笑
先にレンジの大きさをひろーくとっておけば、リーマンクラス以外は、ほとんど安全なのです。
レンジの大きさがループイフダンシステムのコントロールの真髄
超単純で、証拠金に対して沢山のシステムを動かすと負けて、少ないシステムだけ動かすと勝てます。
もうほんとにこれだけです。いかに、レンジの大きさを大きくしておくか、これにつきます。
無理のない証拠金量で、少なく少なくシステムを動かすことがすべての基本になると思いますし、そうすれば値動きが含み損を超える日が必ずきます。そこまで待てば勝ちですね。
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