目次
為替で予測できること、予測できないことを分けます。
確実に予測できること:為替レートによる金額の変化
値動きが起こった際に、どれほどの含み損になるか、ロスカットになるかは全て先に計算ができます。
例えば、トルコリラ円30円で100万通貨買うと、3000万円分持っていることになります。そのため、20円まで下がると10円×100万=1000万円含み損ができます。
ここまでは間違いなく予測できます。
確実には予測できないこと:為替レートが上下の方向に、いつ、いくらまで行くか
これは正確には予測ができません。そのため、不正確性を常に伴います。
これを基に取引をすると不確実性が伴い、負けやすくなります。
不確実性を減らすため、チャート分析やエリオット波動などで考えていくのですが、やはり不確実性は常に存在します。
予測できることに対して何をするか考える
予測できないことと予測できることがあるなら、
予測できることに対して何をするべきか考えておきましょう。
その値動きが起こった時に考えていては間に合いません。
リスクリターンをすべて把握したうえで、
その時すべきことを設定しておき、
確実に行動しましょう。
例えば、今回トルコリラ円が暴落しました。
その時に私はレバレッジ1倍なので、何もしないという行動設定を持っていました。
またレバレッジ1倍分のスワップポイントが入ってきたら、複利で買うという行動設定を持っていました。
本日は水曜日。リラ複利買い。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2017年10月11日
下記ツイートではループイフダンとの兼ね合い、その他消費との兼ね合いで、少しお金を引き出しましたので、ルールは若干変更しましたが、予測対応とは別のルール設定部分です。
リラ円の20円までの新規ポジションの指値完了。ここまではレバレッジ1.2倍程度の指値をかけた。加えてレバレッジ0.5倍程度の売りの指値を20-70円範囲で増強完了。リラ円の恐ろしさはリピートイフダンが繰り返されない点。売りのトレールにより改善させた。ドルリラを見ると勝てそうだが。
— sss (@Hirowing_sigeki) 2017年10月12日
予測できることのみで0円から200円程度まで考えておく
為替におけるコントロールとは、どのような動きがあっても想定の範囲内にとどめておくことに尽きます。なぜなら値動きの激しさやその時の含み損の巨大さから正常な判断力が低下するためです。
先に0円から200円程度まですべての値動きになった場合の含み損やその時にロスカットをするのか、追加で購入するのか、入金のあてはあるのか、などを考えておき、その通りに行動することでコントロール下に為替を置くことができ、冷静さを欠かず、理論的な打ち手が打てると思います。
コントロール下に置いたうえで、為替を取り扱ってください。
儲け方はこちらから、トルコリラ。
ループイフダンによる自動売買
私ならリスク分散で複数のFX会社を持っておきます。
FX会社の個々の事由によりレートが止まる、スプレッドが開くなどこれもそうなったときの予測ができることです。その際にはほかのFX業者のシステムで代替するなど、
リスクを分散しておき、これも対応方法を考えておくことが重要です。
ドル円、ユーロ円、ユーロドルの場合
この場合はスワップポイントよりも手数料を考えたほうがいいです。ただスワップポイントもうまく売り買いがばらけるように、お勧めしておきますね。加えて、買いは自動売買、売りは自分で行う裁量取引などを使い分けるのがいいと思います。相場の変動に安定的な会社で、また手数料が安い会社や使いやすい会社は以下の3社を挙げます。
①外為ジャパン
外為ジャパンは私のメイン口座の一つです。必須だと思います。ここは何と言っても手数料にあたる、スプレッドが小さいのが特徴です。またスマホアプリもサクサク動きます。そのため、日々売り買いするキャピタルゲインで稼ぐのに向いています。スワップポイントは低いので、売りから入ってマイナススワップがつく場合も、それほど苦になりませんね。次に紹介するDMM FXが買いスワップが高いので、裁定取引もできますから、2社とも持つことをおすすめします。
②DMM FX
DMM FXも外為ジャパンと同様に手数料にあたる、スプレッドが小さいのが特徴です。この会社も必須ですね。また外為ジャパンはもともと別会社だったのが、DMM.comが外為ジャパンを買って同じ会社になっています。どちらも使い勝手は最高クラスです。こちらはスワップポイントも高いので、スワップ派にもいいですね。上記の外為ジャパンとともにうまく補完しあえるFX会社だと思います。
③アイネット証券 ループイフダン
買いも売りも使いやすい、手数料が安く、システムが単純明快な自動売買システムのFXループイフダンを提供している会社です。この会社もまた口座は必須だと思います。外為ジャパンで売りを大きく持ち、アイネット証券で買いのループイフダンをかけることで、かなり安定的な利益が出ますし、ヘッジにも当然なります。また地味にスワップポイントが高いのが、使いやすさを増しますね。
トルコリラ円によるスワップポイント狙いの場合
スワップポイントが多くつく、トルコリラの場合は、買いのスワップポイントが高い会社を数社、売りのスワップポイントが低い会社を数社持つのが吉ですね。その売り買いの差により裁定=さや=売り買いスワップポイントによる絶対利益が取れてしまうためです。私も裁定取引はかなり仕掛けており、完全に安定的に利益を出していますね。裁定取引は以下の記事も参考に。
キャッシュフロー源: 1.トルコリラ裁定取引 - SSSの世界観 FX、株、不動産、消費の仕方
〇買いのスワップポイントが高い会社
①GMOクリック証券
ここのスワップポイントは素晴らしい。大体はトップですね。とりあえず何も考えずに、買いでスワップポイントをためる運用を始めるなら最も適していると思いますね。トルコリラ円を扱うためには必須のFX会社の一つです。
②ヒロセ通商
ここは昔は最高のスワップポイントを出しており、レバレッジ1倍でも年利14.4%まで行った時期もありました。今は2位から3位くらいのスワップポイントです。ただし、利点はしっかりあり、ドルリラとユーロリラを扱えるため、チャートをみるのに大変重宝します。注意点として、この会社で提供されている、ドルリラとユーロリラはリラ円と比べて全くスワップが良くないので、このペアでの売買は慎重になったほうがいいと思います。チャートはしっかり見ましょう。
〇売りのスワップポイント(支払い分)が低い会社
③ FXトレードフィナンシャル
こちらは私もよく売りで使っている会社です。今はマネースクエアジャパンがトルコリラ円の取り扱いを始め、そちらでトルコリラ円をよく売っていますので、あまり使っていませんが、マネースクエアジャパンが新規口座開設を停止しています。今ならここか、下のSBI FXトレードの2社が売りで持つにはいいと思います。またMT4というシステムトレードや様々なコアな情報もありますので、開いておくとよいFX会社ですね。
FXのリスクは様々なものがありますが、保険のためのFX会社の分散は是非早めにやっておくべきと思います。やはり分散させて保険をかけて、問題が起きた際のヘッジをしてもらうことが一番良いと思います。
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この情報は個人の主観を含みます。
投資判断は自己責任でお願いします。