米国雇用統計が発表されました。
雇用統計は毎月第1週の金曜日に発表される、
世界でもっとも注目される指標です。
非農業 部門 雇用者数 変化(前月比)
平均時給
失業率
で構成され、この内容如何で米国経済の体温が測られる指標となります。
世界の経済は分かりやすく、やはり今の時代は米国がくしゃみをすると各国にうつる、
米国が元気なら各国も元気というながれになります。
今回の雇用統計は
雇用者は増え、時給は下がり、失業率はあがるという内容でした。
これを受けて、ドル円、クロス円、株価の市場は最初は下がったものの、終わってみれば大幅上昇。
やはり米国経済好調だと世界中が好調になります。指標は強弱ありましたが、大崩れしなかったのが評価されたのでしょう。
各国インフレになりつつあり、米国は当然、欧州、オセアニア、も利上げに動きそうです。
そうなると、低金利通貨を仕込み、高金利通貨を持つキャリートレードが始まります。
ドル、ユーロ、豪ドル、NZドルとも中央銀行が利上げをしてきそうです。低金利通貨の対円に対して強くなりそうです。
我らがトルコはこのような時にはかならず買われます。
なぜならファンドは、市場の金利や株価の平均が上がって来ると、金利で誰でも儲かり、株価で誰でも儲かるので、
それ以上の価値を示さなければ、資金が入ってこなくなります。
誰でも儲けられる儲けがα。
ファンドが動いて儲けた分がβ。
このβが評価されるには、より高金利、より、上がり幅の高い株価への投資が必要となります。
ドルやユーロの金利が上がっても、
トルコリラの金利には敵わないので、ドルやユーロよりトルコリラが買われます。あがります。
ドル円ドル買い、ドルリラはリラ買いなので、リラ円は大幅上昇となります。
やはり夜明け前は一番暗かった。
楽しくなってきました。
この情報は個人の主観を含みます。
投資判断は自己責任でお願いします。